平面幾何を描く

Last modified: 2019 年 03 月 21 日 00 時

Cinderella 2で図形を描いてから、出力する線をCindyScriptに書く

主な使用関数: Listplot, Circledata, Letter.

平面幾何

Cinderella 2での作図

KeTCindyのスクリプトを利用したいので、templete1basic.cdyなどを開いて、これを別名に保存します。
まず、冒頭のような図形をCinderella 2で描きます。

811x496(24488bytes)

直線ABを引き、線分AB上に点Cを置きます。点A、点Cをそれぞれ通る垂線を描き、点Aを中心とする円を図のように描きます。すると、正方形ACFDが作図できるわけです。

811x496(24488bytes)

点Cを中心とする円を描いて、正三角形ACGができます。点Fと点Gを直線で結んで、線分ADとの交点をLを交点ツールで求めます。

811x496(24488bytes)

角の二等分線のツールを用いて、小三角形2つにそれぞれ内接する円の中心を作図します。その中心から垂線を作図すれば、準備は終了です。

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CindyScriptの書き込み

スクリプトエディターを開いて、スクリプトを書き込んでいきます。Drawの項目に

Ketinit();

Addax(0);
Setpen(2);
Ptsize(3);
Setunitlen("10mm");

Listplot([A,C,F,D,A]);             //正方形の描画
Listplot([F,L]);
Listplot([A,G,C]);                 //正三角形の描画
Circledata([N,P], ["Num=400"]);    //円の描画
Circledata([M,O], ["Num=400"]);    //Numは分割数
Letter(A, "sw", "A");              //各点に記号を書き込む
Letter(C, "se", "B");
Letter(F, "ne", "C");
Letter(D, "nw", "D");
Letter(G, "n2", "E");
Letter(L, "w", "F");


//Figpdf();
Windispg();

//Help("List");

と書き込みます。Cinderellaで描いた点を利用して、Listplotしたり、LetterできるのがKeTpicとの違いです。特に、中心が点Aで、半径がABとなる円はCircledata([A,B])で描けるのは便利です。

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サンプルファイルとCindyScriptコード

サンプルファイル(.cdy)のダウンロード
Ketinit();

Addax(0);
Setpen(2);
Ptsize(3);
Setunitlen("10mm");

Listplot([A,C,F,D,A]);             //正方形の描画
Listplot([F,L]);
Listplot([A,G,C]);                 //正三角形の描画
Circledata([N,P], ["Num=400"]);    //円の描画
Circledata([M,O], ["Num=400"]);    //Numは分割数
Letter(A, "sw", "A");              //各点に記号を書き込む
Letter(C, "se", "B");
Letter(F, "ne", "C");
Letter(D, "nw", "D");
Letter(G, "n2", "E");
Letter(L, "w", "F");


//Figpdf();
Windispg();

//Help("List");

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