KETpicメモ
Last modified: 2019 年 01 月 21 日 13 時
KETpicとは
KETpicとは、数式処理システム (Mathematica, Maple, Scilabなど) を利用した作図をTeX文書に挿入するためのマクロパッケージです。高校や高専、大学などの講義資料やプリントの挿図を作るのに最適です。数式処理システムからの図の出力と違い、次のような利点があります:
- ベクタ形式の図 (PDF、EPSなど) を得られる
- 白黒の簡潔でわかりやすい図を得られる
- 3次元空間内の曲面などで、輪郭線や陰線をわかりやすく描画できる
- 図中に補助線・記号・LaTeX数式を簡単に記入できる
- ステレオグラムを作れる
ここには、フリーウェアの数値計算システムScilabを利用したKETpicに関するメモや使い方を書き残しています。Mathematica版やMaple版もありますが、Maple版ではうまく動かないコマンドがあったことと、Scilab版のほうが最新のバージョンのKETpicが使えるのでこちらをおすすめします。(> KETpicのインストールと設定)
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Windows 7とUbuntu向けの、KETpicインストールメモ。ScilabとKETpicを快適に使うための設定を紹介します。
[このページのトップへ]Tips
KETpicを使う上での便利なTipsや、基本事項、ときどきぶち当たる壁。
- 挿入用のPDFファイルを作る
- 重要なキーボード・ショートカット
- よくあるエラー
- プレビュー Windisp
- 表示・描画する枠 Setwindow
- 図の縦横比を変える Setscaling
- 3次元のプロットの視点・投影方向
- よく使う記法
- 終了時に音を鳴らす
- 実行にかかる時間を計る
- Virtualbox上のUbuntuでScilabを使うには
更新履歴
- 2018.05.15
- シェルピンスキーのガスケットを追加
- 2018.04.17
- KETpicのインストールと設定にjavaのエラーに関して追記しました
- 2018.04.06
- 箱ひげ図の作成を追加
- 2017.03.07
- 複数の目盛りの設定を追加
- 2017.02.18
- 目盛りの設定を追加
- 2017.02.12
- 空間図形のハッチングを加筆修正
- 2017.02.07
- Texstudioの不具合の件とMathjaxの件を覚え書きに移動
- 2017.02.06
- 関数を定義するを加筆修正
- 2017.01.30
- 曲面上の曲線の描画を修正
- 2017.01.27
- 少しずつ各ページのHighlight.jsの表示を整備中
- 2017.01.25
- Scilab & KETpicで出力したTeXファイルを使うメモを追加しました
- 2017.01.25
- KETpicのインストールと設定のメモに追記しました
- 2017.01.22
- 座標軸の矢印についてのメモを追加しました
- 2017.01.22
- TeXstudioの不具合やMathJaxについてのtipsを加えました
- 2017.01.20
- いろいろ更新し始めました