仕事の周辺

 以前、某新聞の夕刊に「仕事の周辺」という著名人のエッセイの連載がありました。
 それほどのものではありませんが、たまに何かお役に立つ情報があるかもしれません……。

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12月28日
 自動車教習所より「運転適性診断票」、要するに適性検査の結果を受け取る。「特に問題ありません」が並ぶ中、一つだけ、「動作の速さ」が、「やや劣っている。……自分のペースで走るように。」とある。確かに鈍いし、遅いし、いいんです、じゅうぶん自覚しています。
 ともあれ、いろいろな交通標示・標識の意味がわかり始め、「世界が広がった」感じ。結構楽しんでいる。

12月25日
 こんな日にほんとに会議があるとは私自身思っていなかったところがあったのか、勤務先の生協食堂に「営業すれば」というのを忘れていました。事務も大掃除で総出のようでしたし。来年は忘れずに年末の予定を確認・連絡しよう(まあ、一組合員の立場ですが、覚え書きまで)。

12月24日
 自動車教習所なるものの第一回目。こういう目的のはっきりした学校で、授業を受ける立場になるのもおもしろい。車の運転って「自己中」では駄目で、「あの歩行者が飛び出してくるかも」等、周囲のことを考えないといけない。15〜6歳の年齢ではやはり無理だと思う。
 しかし、22日朝の記事同様、24〜25日は代休のはずが、なぜか学校に行く羽目(というか、朝から原稿校正、学校で雑用、昼から教習所、夕方から大学図書館。後輩と待ち合わせて余っていた蛍光灯を「クリスマスプレゼント(冗談)」として渡す、というクリスマスイブ)になる。何でだろう……。

12月22日
 朝、出勤簿に判を押そうとして、押印漏れの付箋、休日出勤が5件。何でこんなにあるのだろう……。
 昼、久しぶりに早退するため、休暇簿を見て、7月以来使っていないことに気付く。結構馬鹿正直に休暇届は出しているほうなのに。何でだろう……。
 夜、初めて行った自動車教習所というところから急いで帰って「ロボコン全国大会」を見る。他の高専の学生もかわいい(^^)。先生も頑張っている。全国の高専の皆さん、頑張ろうね。

12月18日
 有名な高橋裕子先生の講演。一部聞いただけだが、いわゆる「軽いたばこ」の方がかえってニコチン吸収量が多い(アンモニアを添加したりしている)事や、小・中・高の学校建物内全面禁煙を実施している県などが10以上あるというのは、参考になった。今度の某委員会で忘れずに報告しよう(嫌みかも?)。

12月17日
 深夜にNHKの再放送で辺境の医者の話を見る。当然最初は1年で都会に帰るつもりだったという。よくわかる。でもそういう巡り合わせで、人生決まることもある。たぶん。

12月16日
 またまた11月1日のつづき。もし自分が男性だったらあんな風に言われないのだろうな……という出来事に遭遇する。もういいけど。

12月9日
 深夜にたまたまTVで(ニュースをつけっぱなしにしたまま寝ていた……目が覚めたら放映されていた番組)、スイスの時計技師の話をやっているのを見る。「技術者」とは少し違ってむしろ「職人」の話だが、向こうでは時計技師の専門学校を出ると、月32万の収入が保証されるという。それだけ需要があるということだが。日本の高専は同じようにはいかないし。


11月30日
 最近「あの日」に関する記事が目に付く。1995年1月17日のこと。26日付某紙朝刊の住田功一アナウンサー。年は離れているが、小学校から高校まで私と同じ学校で、母親同士は知り合いである。あの日、たまたま神戸に帰省されていて、私と同じ団地であの地震を体験された。また今日買った、村上春樹の『辺境・近境』。この最後に「神戸まで歩く」という文章が収められている。村上春樹もまた、実家が芦屋にあって、同じ高校出身である。そしてこの文章は「傷を負った故郷」について、「自分のために書いた文章」であるという。
 私はまだ語れないところがある。自分なりに区切りをつけていたつもりではあるが、まだ昇華し切れていない。言葉に詰まってしまう。あの体験をした人は「地震前・地震後」で、多かれ少なかれ、何かが変わっている。その体験は普段心の奥底にしまわれていても忘れることはない。いつか私なりに語り、昇華できる日が来るのだろうか。

11月28日
 自分の名前をWeb検索してみて、いつの間にか職場のHPのデータが更新されているのを発見。やはりHPって書き換えられていないと見てもらえないものです。魅力的なHP作りって難しい。独りよがりでも駄目だし、でも組織の場合は多少厚かましくアピールするのも必要だろうし。
 ところで、最近周りの人が疲れているのが心配。元気の出る話を!

11月23日
 200,000円の商品に消費税がつくと210,000円なんですね。考えたことなかった……。

11月20日
 良心的な人でも、時に差別的な発言をされることがある。以前の私なら、喧嘩になっていたかもしれない。今はまだ冷静でいられる。がっかりはするけれど。それぞれの立場でしか物事を考えなくなる事は避けようと自戒を込めて思う。

11月17日
 眠い。にもかかわらず教育に待ったはない。今日は自分の内なる声に忠実に判断したつもりではあるが、迷いはある。やはり人の意見を聞きたい時がある。

11月15/16日
 学会のため松本行き。町も綺麗で、歴史的遺産の表示が整っており、お城も良かった。しかし、普段より時間があるからと本やパソコンやMDプレーヤーまで持って行き、結局寝てしまった……ということは誰にでもあるはずだ……。

11月9日
 数日前から腕時計の電池が切れている。この春、朝の立ち番の時に切れていて交換したところなのに。壊れていたらどうしよう、オーバーホールでもと思いながら店に持っていくと、時計屋さん曰く「だいぶん埃なんかも入っていて、電池が半年ぐらいでなくなるんですよ。元は取ったでしょう」。考えたらもう10年ぐらいは使っている。気に入っている時計なのだが、確かに元は取っています……。
 姉は、「腕時計はその人のステータスシンボル。あまりブランドものを買う必要はないけど、ちゃちなのをしているのは許せない」といって、海外旅行の時に配偶者の時計を買ってあげていた。 また先輩も「腕時計は、値段じゃないけれど相性のいいものを選ぶのがよい」と言って、買い換えていた。そろそろ買い換え時なのかな。何となく人生の転換期のような気がしてしまう。そういえば雨傘もだいぶん古くなったし。オ−バードクターの時期が長いと、大学院時代のものがまだ新しいように思えてしまう……。
(19日付記 鞄の持ち手もちぎれかけていた。やはりそういう時期らしい。)

11月7日
 よい文章や本の書き出しはやはり気が利いている。
 関川夏央『坊ちゃんの時代』は「新しい小説を書いてみようと思っているんだ」だし、最近引用したある評論は「何よりも先づ人でありたい。」最初はいいと思わなかった。でも後でだんだん考えさせられる。

11月1日
 最近、自分の欠点がよくわかる。当たり前のことかもしれないが、わかっていないことも多いし、「情に棹させば」……的なこともある。そういうとき、周りに信頼できる上司や同僚がいるのはありがたいと思う。
 それにしても、やはりある環境に一定数女性がいることは必要だと思う(9月9日参照)。この年(?)になって、少数であるということだけで思わぬ側面(往々にして不利益を被る)があるとしみじみわかったりする。


10月24日
 珍しい(というか二度とないだろう)メンバーと飲み会。なぜか話が盛り上がり、帰りが午前様になってしまう。某氏のコメントはもっともと思う。高専の教養関係の科研費、やっぱ申請しようっと。(「科研」というのが変換できて、感激)

10月22日
 家のノートパソコンをプロジェクターにつないでみる(10日参照)。また映らない……。まず、プロジェクターの問題として、computer1と2があるので、その切り替え。それでもやっぱり信号が出ていない。「fn」キーと何かを押せばいいはず。「モニターの絵」のもの、このパソコンの場合は「f3」だった……。という初級レベルで戸惑う。しくしく。バイオノートはその点楽だった(コンピュータに詳しい人によると、バイオは最初からそういう設定らしい)。

10月21日
 家のパソコンがインターネットに接続できない。前も急にyahooの都合で接続できなかったことがあり、またかと思っていたが、いつまで経ってもつながらない。ふと、モデムを見ると「警告」のランプが点灯している。久しぶりにマニュアルを見ると、一度電源を入れ直す必要があるらしい。そういえば前に、置いている台から落ちたからなあ……。それで先日電話がBBフォンにならなかったのか、納得。で、無事に復旧しました。

10月17日
 某所の営業時間がなぜか急に変更になっていることに偶然気付く。現場の人間ではないものの関係者としては、(一部の人だけでしょうが)混乱を招いたのではないかと胸が痛む。知人には「気にしすぎ」と言われてしまう性格なのですが。

10月16日
 パワーポイントを使った講演(9月25日参照)、無事(?)終了。少なくともパワーポイントは順調だった。しかし、右下のバーの消し方(端をクリックして「格納」するだけ)を今日発見したとは、我ながら情けない。まあ、これで一つ世界が広がった(大げさ)。あとは車の免許かな。

10月10日
 パワーポイントの試運転。プロジェクターを初めて使う。映らない……。最初は映ったのに。まずプロジェクターの電源を入れてから、パソコンの電源を入れるということを初めて知った。心配していた「信号」というものは、なぜかちゃんと出ていた。よかった。

10月9日
 本から使えそうな一節。
 @何が「いい物」であるのかを知っていなければならないというのが、加賀の料理家としての基本で
  あった。料理と文学と何の関係があるのだ……。そう言って、加賀の厳しさに耐え切れずアヴィニ
  ョンを辞めていく若者はしょっちゅういた。休みの日には本を読め。それも料理の本ではなく、すぐ
  れた小説とか、歴史書だとかを。加賀は、若いコックにつねづね語っていたが、なぜそうしなけれ
  ばならないのかは説明しなかった。……
 A「然しこれからは日本もだんだん発展するでしょう」……
  「亡びるね」……「熊本より東京は広い。東京より日本は広い。日本より……」で一寸切ったが、
  三四郎の顔を見ると耳を傾けている。
  「日本より頭の中の方が広いでしょう」と云った。「囚われちゃ駄目だ。いくら日本の為を思ったっ
  て贔屓の引倒しになるばかりだ」
   この言葉を聞いた時、三四郎は真実に熊本を出た様な心持がした。……

10月7日
 某所で同期入社の人同士でも、年が経つにつれだんだんとそれぞれの立場でしか物を言わなくなるという事例を目の当たりにする。私の身辺でもやはりいつかこうなってしまうのだろうか、と考えるとため息が出る。「当たり前やん」と言われそうだが。でもそうはならないと信じたい。

10月5日
 @以前もらった映画「ロボコン」の宣伝チラシ。裏面の下に小さく「「高専(高等専門学校)」とは「大学」と同様の高等教育機関です。」と入っているのは意図的なのだろうか。文科省は「大学とは異なる、高専の良さを生かした教育機関を」とのたまっているし。「同様」じゃなくて「同等」のつもりかな。
 Aたまたま見つけたwebサイトの姓名判断。「〇〇高専」は「そこで働く人の居心地:60 点。会社の個性:80 点。会社の魅力:30 点。寸評:働きやすいので、少々不満があっても流されてしまいそうです。それでいいのか、自分に問い掛けてみましょう。」う〜ん……。
 Bアウトルックで、なぜメールの「受信日時」が表示されていないのか、原因不明だったが、単に表示項目の設定が「ピクセル0」になっていた(つまり表示するためのスペースが0になっていた)だけだと判明。やっぱりパソコンは苦手……。

10月1日
 @いわゆる「腹黒い人」に共通するパターンを発見。論理のすり替えがうまい、弱いものには何をしても許されると思っている、見た目は一見上品、そして(当然のことながら)仕事はできる(数字には強いとか)。別にそんなものまとめてもしょうがないのですが。(注:勤務先の人のことではありません)
 A某大学にて夕食をとっていたら、聞こえてきた会話。「俺が〇〇部に怒鳴り込んで一時間も話していたという噂が飛んでる……そりゃ確かに話しに行ったけど。みんなには本当のこと、真実は伝わってないと思う。」思わず同情。そうなのですよ、でも数人でも本当のところを知ってくれている人がいたら、いつか力になるはず。と、エビフライを食べながら思ったのでした。
 @とAとは全く関係ありませんが、同じ日に重なると、たくさんの出来事があったような気がする……。


9月27日
 プロバイダーからのダイレクトメールで、つい「わんニャン……」などというサイトを開けてしまう。反省。でもやっぱり犬はかわいい。

9月26日
 ふとしたことから、天王寺→奈良方面への朝の通勤時の電車が冷遇されていることを知る。おまけに電車で寝過ごすと、桜井方面へ連れて行かれるおそれも。昼間もたまに高田方面に行ってしまう人がいる。O駅での乗り換えには気をつけませう。

9月25日
 講演の演題で悩む。普段、授業で「タイトルが大事」という話をしているから、余計にプレッシャーが増す。最初は「100匹目の猿」にしようと思っていたのだが、対象学年を考え(彼らは私が存在するだけで「沸く」……)、無難なタイトルにする。しかし10月上旬までにpower pointをマスターできるかどうか。そちらの方が気懸かり。

9月24日
 前から危ないとは思っていたのだが、ついに学校の、前任者から引き継いだパソコンが「メモリが足りません」旨のメッセージを出してくる。指示通りスキャンディスクをしたけれど、結局メモリ不足のためメールが使えなくなってしまった……。同僚の先生に何とか復旧してもらい、Lotus1-2-3(なつかしい!)等を削る。それから過去の不要メールをせこせこ削っている途中、昔のメールを読みふけってしまう……。引っ越しの荷造りと同じパターンだ。同僚からの拙いメールを発見して微笑ましくなってしまう。その同僚も後日、授業で手本にしたいような立派なメールをくれるようになっている。年をとるのも悪いことではないですね(精神的には)。
 メモリの件、まだ余裕があっても連続してパソコンを使っていると、こういうこともあるらしい。その際は一度再起動するとよいそうです。一度デフラグもしてみよう……。でも非常勤の先生は、「時間がかかるから、夜寝る前にデフラグの指示をしておいて、朝起きたらできているようにする」とおっしゃっていた。友人も2時間半かかったと言う。私の家の旧パソコンは5秒でデフラグが終わったのに(要するにパソコンというよりワープロ機。メモリはそんなに食っていない)。そういう牧歌的時代からは遠ざかりつつあるようです。

9月20日
 某会合二回目の出席。前回よりはわかったが、やはりすっきりしない。「こんなのやった」という報告が「議論」と呼ばれるのはここの業界用語なのか。それぞれの現場での違いもあるし、個々が現場ですることと、中央の頭脳がすることをはっきりさせた方が……と考えていて、以前関わったA市の事業を思い出した。どこにでも同じような問題点は存在するものらしい。

9月11日
 学生の「読書の記録」をチェックしつつ、古い「図書館だより」を読む。こういう発行物でも、読む文章と読まない文章がある。その違いはというと、結局「誰が書いているか」ということになってしまう。文章の講義でも話すのだが「読み手がよいと思ったらそれはよい文章」なのである。そこで、「好きな人が書いた文章なら、それがどんなメモ書きであっても専門外の論文であってもよい文章になる」という文言を思いついたのだが、公には使えないか。と、そういえば、昔アルバイト先で私の修士論文を読みたいという人がいたなあ……とうとう上げず終いだったけれど。

9月10日
 高専のご出身で高専の先生になった人は何を考えているのだろう、とはある先生の言。ごもっともです。私もそれが大切だと思っていますが、去年からの宿題、まだできていません。それに「心あまりてことば足らず」(古今集序)、うまく言えないんです、と私が言ってもしょうがない(そういった私がなぜか却って怒られる)。少しずつでも語っていくことが大事なのでしょう。やはり言葉にしないとお互いの思いは伝わらないものですから。

9月9日
 奈良県の男女共同参画の目標は女性職員3割。お世話になっている某公民館の課長も今年から女性。今や大学の工学部の学生も女性が3割近くいるらしい。やはり一定数以上いることは必要だと思う。

9月6日
 USJ社会見学(?)。主要地点に配置されている係員がトランシーバーを持っていた。校外活動の時はやはり携帯よりトランシーバーかな?と、今年の春の出来事の反省。携帯より単に安いという意見もある。


8月下旬
 某研修、以前は机の配置が「講義式」ではなく、「コの字形」や「四角」などの「対面・会議式」であったらしい。私が赴任してからはそのような形式はなかった。対面式の方がいいかも。ちなみに前からの私の案は「35歳以下全員出席飲み会」だったのだが……(半分冗談半分本気。そういう場が必要な場合もある)、来年からはそのメンバーに入れない……。