仕事の周辺  2010

 以前、某新聞の夕刊に「仕事の周辺」という著名人のエッセイの連載がありました。
 それほどのものではありませんが、たまに何かお役に立つ情報があるかもしれません……。


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11月17日
 《私は無実……》
 代休(正確には振替という)で、昼前に最寄りの駐車場に行くと、愛車の左前が微妙にへこんでいる……。なぜ?! どうして?! 昨日の朝は何ともなかった(目立つ箇所だし、出勤前にガソリンを入れに行ったのだが、そこの店員にも何にも言われなかった【←かなり営業精神旺盛なGSなので、へこんでいたら目ざとく見つけて「安く直しますよ〜」と言われる可能性が高い】)。帰りは暗かったから自信がないが。
 もともと50台以上が入れる駐車場で、以前も朝行ったら、私の車が水玉模様になっていたことがあった(解説:おそらく白色の飲料が入った飲み残しの空き缶が転がっていて、それを他の車がはねるか何かして、被害を被ったものと思われる……)。何があったのだろう。愛車に聞いても答えてくれないし(当たり前)。
 とにかく、私の運転のせいではありません!! どうか皆さんに誤解されませんように。

 と、えらく更新が滞っていました。まとめていろいろ書いておきます。


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11月16日
 寒くなってきました。
 同僚の先生に、「私の研究室、まだ【冷房】なんですよ〜(←私のいる棟は空調が集中制御)」というネタでウケを狙ったあと、部屋に戻ってふと表示を見ると【暖房】に切り替わっていた。これってつけていいのかな。大体いつ切り替わったんだろう……。

11月15日
 自宅のベランダで咲いた菊を職場に持っていく。
 今年も異常気象らしく、同じくベランダの山椒の木が、何を勘違いしたのか、一部若芽がでてきているのだが、菊は例年通りの開花。

11月10日
 愛用していたプリンターをついに廃棄。軽くてよかったのだけれど、2回修理して使ったので、さすがに今回はあきらめる。新規購入した機種は重くなってしまったが、印刷の機能はかなりよい。しかし、買い置きしたインクカートリッジがちょっともったいないことに(昔なら、日本橋あたりに売りに行けたのだろうが)。

11月6日
 現在担当している仕事で、学生とブック・ハンティング(図書館に入れる本を選びに書店に行く行事)。
 大阪の大型書店に行くのだが、その手前の地下街にいつもいた「ビッグ・イシュー」のおじさんがいない。どうされているのだろう。ちょっと気掛かり。

10月31日
 以前から、大阪で大和路快速に乗り損ねた場合、奈良行き直通快速に乗る方法はないかと思って、「北新地まで歩く」とか、いろいろ考えていたのだが、京橋まで行ったら乗れる、という乗り継ぎ方法に今回気付く。京橋駅では【奈良方面】の表示はないのだが、以前の記憶から無事に目指すホームへ。直通快速は空いていて快適です(←って、営業的には問題なのだろうけど)。

10月30日
 高専祭。
 遊びに来ていた卒業生から、「僕の名前が先生のHPにでるのを楽しみにしています!!」と言われる。個人名は出さないことにしているので、名前は伏せさせてもらうが、ご活躍をお祈りします。
 ついでに、もらった名刺、やっぱり「矢」なのですね。印刷業者にわざわざ頼むんだろうな、まあ大企業で数はあるから、間違えられることはないのだろうけど。

10月23日
 日帰りで学会。
 またまた高岡である。今回は往路、ちょうどいい時間のサンダーバードがなくて、京都〜米原〜高岡経由(新幹線と「しらさぎ」利用)となる。
 切符を買いに行くと、窓口の駅員さんがどうも不慣れらしく「これって、乗り継ぎか?」とひとりごちている。思わず、「乗り継ぎですっ!!」と補足説明してしまう……(夏に何度も聞いたので、仕組みはわかっている)。おまけに普通切符も最初間違って発行されたのだが、これは先方がすぐに気付いて事なきを得る。
 と言うわけで、無事に「乗り継ぎ割引」で、「しらさぎ」初乗車。まさかこの電車で来る人はないだろう、と思っていたら、知り合いの先生方と一緒。あっそうか、名古屋方面からだとこれが便利でしたね。

 と、今回も時間がなくて、万葉線に乗り損ねる。……という話を、同僚の先生にしたら、「それって、バスですか?」いや、路面電車なんですけど(そういえば、流行に乗り損ねることを「バスに乗り遅れる」という……。妙に暗示的。学生時代には一度乗ったのだけれど)。

 さて、復路。私の乗ったサンダーバードが発車する前に、「牛ノ谷〜大聖寺間で列車が鹿と衝突したため」、若干遅れて、京都に到着。鹿ですか……。
 (と、その後、遠距離通勤を誇る同僚の先生が、やはり列車が鹿と衝突したために、普段より遅れて出勤、という出来事が。たまにあるらしい……)

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9月26日
 ようやく涼しくなってきました。
 というわけで、某ページのひまわり模様を秋の風物に変更。
 それから、この夏を表すこの一枚
 さらに小ネタを以下にまとめておきます(またまた更新が滞ってすみません……)。

 《双六(すごろく)その1〜健康診断》
 夏休み最後に、人間ドックに行く。
 いつも思うのだけれど、○番に行って、△番に行って、(私の場合オプション検査のため)途中下の階に降りて別の検査をして……、とやっていると、何だか双六の駒の気分である。まあ何とか無事に(でもないか)あがれたからよかったけれど。

 《双六その2〜正確には一筆書きなのだが》
 出張帰り、新幹線の車中で、検札に来た車掌さんに「あ、終わってますね」とにっこりされる。たしかにこんなにたくさん入挟スタンプの押された切符はあまりないだろうが、ちょっと恥ずかしい……。

 《これも因縁?》
 某月某日のこと。ある方は○時57分に上り方面へ、別のある方は△時57分に下り方面へ……と、やはり偶然とはいえ見事な一致に、一人微笑ましく思ってしまうのであった。


8月25日
 《休暇は終わった》
 お盆も過ぎました。夏休みの宿題ではありませんが、やっと更新。

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8月24日
 普段は電車に乗らない生活なのだが、たまに女性専用車両は前から4両目だとか、新幹線の座席番号は博多側から1番だとか覚えておくと便利なことがある(……かもしれない)。

8月15日
 ↓の続き。さらに昨日の新聞で、ある作家のエッセイの中に、就寝前の習慣として「……ガス台のやかんには水をいっぱいにしておくこと。それらは学校の成績より大事だ、と母は信じていたようだ。」というくだりがあった。
 実は我が家も同じである。この10年ほどで2回だけだが、今住んでいるマンションで急な断水があり、この習慣のお陰で助かった。汲み置きの水のほうがカルキ臭も抜けるらしいし。皆さんもよろしければ是非。

8月14日
 読まないまま溜まっていた新聞を、この休み中に実家で読んでいたら、8月10日の記事に「乞巧奠(きっこうでん)」(←さすがにWordでは変換されない)の文字があった。
 乞巧奠なら春に後輩と見に行った「冷泉家展」や先日行った「源氏物語ミュージアム」でも関連の展示を見たところだし、当然知っている(注:「七夕」のことを、中国ではこのように呼ぶ。日本古典文学では常識)。しかしながら月遅れの8月7日が「棚機(たなばた)」にちなんだ「機械の日」であるとは、気づかなかった。
 実は古代の文物の展示を見に行くと、工学系の用語を目にすることが時折ある。展示品の説明文に「鍛造」「鋳造」といった文字があったりするのだ。しかしこんなところに接点があったとは。

8月13日
 《毎年しているはずなのに、なぜかどなたも記憶に残っていない某業務に関する覚書》
 電源は明らかに自動では入っていなかった(12時30分段階)ので、手動で入れる(指一本あればできる、全てを含めて10秒間の作業)。で、来年はどうしましょう?

8月6日
 公開講座の仕事が無事に終了(同僚の先生が、立派な司会をしてくださって恐縮する)。終了後に受講者の方と雑談していたら「HP拝見しています」と言われ、さらに恐縮する……。

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7月3日
 ようやく更新しました(読者の皆様へのお詫びに、紫陽花の写真を付けてみました……)。
 5月から引き続き、先月末まで締切のものがいくつかあり、全てぎりぎり間に合わせる。
 
 何でそんなに頑張れたのか。

 最近ドライビング・フォースという言葉を知った。専門用語で、元になるエネルギー、原動力のような意味で使うようである。自分一人の分なら、もしかしたらあきらめていたかもしれない。でも、いろいろな人が関わっていて、私はいわばまとめて発表する係。だから何としてもまとめたかったという面はある。
 
 それから以前もそうだったが、本当に切羽詰まった時、奇跡的に、あまり仕事が立て込んでいない日が2日ほど、そして空いている日が1日だけできる。それで集中して(というか、簡単な実践報告だけなら、実は丸3日あればかなり書けるという自信がある。失礼な言い方かもしれないが)、仕上げることができた。そして、予定外に楽しいイベント(?)が入ったりする。

 本当にがんばっていたら、神様は何とか助けてくれるのではないか、と勝手に思っている。


 (おまけ) ここまで書いて、アップロードしようと思ったら、インターネットに繋げない……。どこかで雷でも落ちたか、と最初はブロバイダのせいにしようとしていたが、何度か差し直してみたLANケーブルが、何となく頼りない。出張用に買った予備のケーブルを使うと、普段通り接続できた。遂に断線したか。というハード的な要因で繋げないこともあるので、皆さんも気をつけてくださいね。

 (おまけ 2)
 以前書いたように(2007年3月22日の記事参照)、私はもともと一太郎ユーザなので、Wordは苦手である。
 でも、最近の論文は全てWord入稿が当たり前。

 そこで賢くなったことその1。「書式→段落→体裁→オプション」で「禁則文字」の設定を「高レベル」にすると、体裁がよくなる場合がある(これは、共同執筆者となる他の先生から教えていただいた)。

 その2。図形の書き方。もともと苦手なのだが、点線を引こうとして、一応引いたのだが、実線しか引けなくて、どうしよう、この原稿は完全原稿でなくても印刷屋さんに指定できるからいいか……、と思っていたら、ちょうど用事で研究室に来られた先生がいたので、ノートパソコンごと見せて、「どうすればいいんですか〜」とお聞きして、教えていただく。その線や図形を選択しておいて、「書式→オートシェイプ」で設定すればできた。

 その3。グラフなどを挿入する時、何か融通きかなくていやだ……と、昼食を食べながら食堂で嘆いていたら、これも他の先生が教えてくれる。コピーして、「編集→貼り付け→形式を選択して貼り付け→図(拡張メタファイル)を選ぶ」である程度は何とかなる。ただし、工学系の分野では、普通にコピーして貼り付け、というのはやはり邪道らしい……。

 その4。論文(本文はA4縦長用紙に横書き)に、どうしても資料を掲載する必要があり、A4を横長に使って、A5で2枚分に縮小して入れたかったのだが、これもうまくいかず、愚痴っていた。すると、ある先生から、「以前、同じようなことをやった覚えがある……」と、「ページ設定」で「これ以降」を横長にする方法を教わる。

 というように、やはり皆さん助けてくれるのである。ありがとうございます……。

 (ちなみに別の原稿で、最初写真を3枚ほど挿入していたら、6MBというとんでもなく容量の大きいファイルになってしまい、送信できるかどうかを考えてあせる。結局、文章だけでかなり埋まり、写真は1枚だけとなって、容量も小さくなり、杞憂に終わったのだが。とにかく大きい容量のファイルには気をつけましょう。と、これは注意喚起!?)


5月30日
 昨日の続きで、学会の帰りにちょっと寄り道をして椿山荘のそばを通る。
 というのも、この辺りに村上春樹が学生時代、下宿していた寮があったからである(今はもうなくなっているが)。
 以前わざわざ訪れた時は、まだあまり東京の地理も理解していない頃で、夏の暑い日に、汗だくになって目白坂を上った記憶がある。
 ある文芸評論家は「村上春樹は『私だけが彼の謎めいた小説世界を理解できる』と思わせる作家」だと書いていた。私はそこまでは思わないが、ちょっとした節目になぜか村上春樹が顔を出すような気がすることがある(もちろん勝手な思い込みだが)。
 (この辺、実は6月6日更新)

5月29日
 都電荒川線と東京メトロ副都心線に初めて乗る。
 姉の案内で飛鳥山公園にも立ち寄る。たしか星新一のエッセイ「トリかカラスか」(だったと思う)に登場する場所である。今その本が手元にないので、昔読んだ記憶で恐縮だが、飛鳥山の「鳥(とり)」の表記は「烏(からす)」が正しいのではないか……、という旨の、今思えば常用漢字の問題を含んだ文章であった。ということは、その頃からやはり私は言葉に関心があったのだろうか。

5月12日
 久しぶりの更新である。
 またまた同僚の先生から「遂に更新が滞りましたね〜」とご指摘を受けてしまった……。
 先月末から今月上旬にかけて、いろいろな物事の締切が重なっていたが、全て一応間に合わせたというのは、我ながらちょっと自慢したい気分である。
 というわけで、ネタはあったので、まとめて更新。

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《よい喫茶店の定義とは》
 5月1日、珍しく、人並みにGWに新幹線に乗る。
 私鉄とJRの乗り換え通路はかなり混雑していたし、新幹線ホームでは、走り回る子供を警戒して、列車が入ってくる度に駅員のやや殺気だったアナウンスが流れる。
 もちろん新幹線は満席で、前もって指定をとっていたものの、A席に押し込まれる。というわけで、食料調達。
 以前、朝早く新幹線に乗った時、まだお弁当屋さんも開いていない時間帯だったが、ホームのサンドイッチ店だけは開いていて、わりにおいしかったし、コーヒーも何種類かあって、よかった。
 今回もその店で買おう、と思ったが、さてホームのどの辺だっけ(ご存じのように新幹線のホームは異常に長い)……、と、あった!!喫煙コーナーのすぐ横に……。
 ふだんは滅多に喫茶店など行かないが、私の気に入っている店が2軒ほどある。例えばその1軒は、普通のコーヒー1杯並みの値段で、優に3杯分のコーヒーがポットに入って出てくる、しかも梅田の一等地にある、といった具合だ。
 しかし、その2軒とも、なぜか分煙されていない。急にちょっとした空き時間ができた時、程良い照明で、椅子とテーブルの高さが書き物をするにもちょうどよくて、ゆっくり本を読んだりもできる、という喫茶店を見つけておくというのは結構大事だと思っているのだが、そういうお店は当然、喫煙にも寛大なのかもしれない。
 とはいえ、このホームのお店まで、その条件を満たしていなくてもよいのであるが(もちろん偶然だろう……)。

《最新の薄型ノートパソコン》
 このところ更新が滞っていた言い訳として、うまくいけばいくらかの研究費がもらえる申請書とか、海の幸の美味しいところで研究会発表ができるという教育実践関係の論文、それとは別の論文申込書等々の用事を抱えていたという事情がある。
 というわけで、今回の東京行きは、最新薄型ノートパソコンを持参(2009年11月21日の記事参照)。出発直前にやっと設定をしたので、キーボードの加減にまだ慣れておらず変換もうまくいかないし、パットを無意識に触ってとんでもなく字の大きい画面になったりするし、文書の「上書き保存」はすぐわかったが、「名前を付けて保存」はどこだ?という感じだったりするのだが、この連休中に慣れよう、と持参したのである。
 やっぱり軽くて持ち歩きが苦にならないし、新しいほうが、機能も便利にはなっている。お陰で予定通り某申込書と実践報告を大部分仕上げる(専門の論文ではこうはいかない。ハードカバーの専門書を10冊以上床に広げて、あれこれ見る必要がある。だから自宅にこもるしかないのだが)。
 戸惑った点としては、まだ無線WANの設定をしていないのに、自動更新だけはしてくれること(某所での待ち時間にちょっとだけ使って、電源を切ったつもりが、切れていない。スイッチの部分が、ホタルのようにゆっくりと点滅している。もう一度ひろげてみると、31もの更新のインストール中……。まあ勝手に切れるだろうと放っていたら、結局スタンバイ状態になっていたらしく、その後帰りの新幹線の中で開けたら、いきなり更新の続きを始めて、しばらく待つしかなかった)。
 それから、宿泊先のホテルでインターネットをつなぐという経験もしたのだが、最初LANケーブルがなくて、困った。フロントに借りに行かないといけないのかな、面倒くさい、と思っていたら、机の引き出しにあるのを発見。確かに便利だ。今はメールもチェックできるように設定してあるし、これで一流ビジネスマンの仲間入り!?(ではなく、今はこれが普通なんだろうな)

《優先順位あれこれ》
 まずは個人差の話から。 優先順位というものには当然個人差がある。このところ私とほぼ同じ種類の仕事を抱えていた同僚の先生は、@人間ドックの予約、A研究発表時の宿の予約、B……(以下省略)、最後が論文……(いいんですか!?)という順位で仕事をこなされていたが、私の場合、@Aの2つは後回し(@は現時点で未だやっていない……)、まずは論文から着手。あまりの違いに思わず笑ってしまったのであった。
 しかし、時には男女の差を認めざるを得ない事例がある。
 ある有名な文芸評論家(男性)が、「納屋を焼く」という小説を、文字通り「納屋を焼く話だ」としか読んでいなかった、しかしある女子中学生が「女の子を殺す怖い男の話だ」と言っていたと聞き、そう言われればそう読めた、そしてその評論家のセミナーでも、参加した男子学生はやはり、「納屋を焼く話としか読めなかった」という感想を述べた……、という話をある冊子で読んだ。
 私はもちろん(?)最初から女性を凌辱する比喩だと読んでいた。しかし男の人はそうは読まないらしい……(こういう話のできる相手をうしなってしまったことはとても残念だ)。
 最近ある分野で、やはり男性と女性で優先順位が違うのだろうな、ということを感じることがあった。たしかこれも星新一だったか(違ったかもしれない)、「水虫や薄毛(すみません)が命にかかわる病気だったら、世界中の研究者が必死で研究してすぐに特効薬ができただろう(当事者にとっては真剣な問題なのだが)」という旨の文章を書いていたが、この分野にも女性の専門家が増えたら、また違った発展の仕方があるのだろうな、とふと思ったのであった。
 (補足説明をすると、根本の部分は、例えば科研費も多く申請されているだろうし、学問として立派に認められているのだが、このテーマで科研費を申請したとしても、ちょっと低く見られるだろう、という感じである)

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4月10日

 今月初め、所用で大阪に行った時のことである。電車の窓際に、何か透明な物体が置いてある。最初は気にも留めていなかったのだが、ふと、これはどう見ても眼鏡のレンズにしか見えない……と気付く。
 その二日後、コートをクリーニングに出そうと道を歩いていた時、アスファルトの上にまた同じような物が落ちている。二回目なのですぐわかったが、これも明らかに眼鏡のレンズである。
 実は先月下旬にも、同僚の方の眼鏡が急に壊れるという出来事があった。この時期、もしかして眼鏡は壊れやすい!? そういえば、寒暖の差も激しいし、眼鏡にとっては結構危険な時期なのかも。他にも同様の事例があればぜひご教示を(って、特に何かに役立つわけではないのだが)。

 某月某日のこと。場所は異なるものの、ほぼ同時刻に別々の方が同じ行動をされていた(というか、正確には0:03を境に、ある方にはその出来事が発生し、ある方は同じ出来事の後始末を終えていた……ということになるのだが)。いわゆる失敗談に属するので、詳細は省くが、いくら同じ原因とはいえ、ちょっと微笑ましくなってしまう。ご当人同士はご存じないだろうが。まあご無事で何より、以前から思っていたのだが、きっと前世でもこのお二人は何か因縁があったに違いない(と勝手に決めつける)。

 (おまけ) 学年末テストに出題した「因縁」の書き取り。正答率が異常に低かった。きっと最近はこういう語を使わないのだろう。


4月1日
 「みかん」と呼ばれているものが、某地域(?)では「かぼちゃ」と呼ばれていることを昨日知る(エイプリルフールのネタではありません……)。

3月31日
 いつの間にか年度末である(最近このパターンから抜け出せない……)。
 めでたいことに友人(大学院の後輩2名)が、相次いで4月から定職に就くことになったが、二人とも「○○の仕事があたった〜」と言う。そういえば、私もこの数年その仕事を担当している(まとめ役は数年前に1回だけ経験)。
 さらに2年前から定職に就いた後輩もその仕事、しかも10年以上前から定職に就いている後輩もその仕事を担当していることが判明。これって……。

3月17日
 昼前後、2時間ほど席を外し、戻ってくると窓の外の眺めが一変していた……。
 (個人的には、何で今頃、というか、こんなのでいいのか、というか、どうせなら弓道場周辺をこうしてほしかった、などと思う……。)
 ついでに、これまでの眺めの記録
 (以上、3月22日 記)

3月6日
 昨日、自宅(賃貸マンション)に戻ると、建物の入口、自転車置き場にかなり立派な屋根ができている……。朝は何もなかったのに。ちょっとびっくりする。

 (おまけ) 水曜午後から出張に行き、その帰り、急に寒気が。家に帰ると38度近い熱。しかし一晩で下がる。数年前にもこんなことがあった。一応調べてみると、通称「お腹風邪」らしい。まあインフルエンザでなくてよかった(しかし、食欲不振のため、この数日でかなりの食材を無駄にする。採点業務も滞るし)。


2月24日
 某書類に必要な、自分のパソコンのMACアドレスの調べ方。
  @「スタート」→「ファイル名を指定して実行」→「cmd」でコマンドメニューを開く(ここまでは私でも知っている)。
  A「ipconfig/all」というコマンド(命令)を打ち込む
  B表示された「Physical Address」がすなわちMACアドレス
ということである。同時にIPアドレスも確認できる(私は、「コントロールパネル」で調べていたが)。
 一つ、賢くなった。しかし、某ソフトのシリアルナンバーについては未だ不明(パッケージから何から全部とってあるのだが、元隣のパソコンに詳しい先生にお聞きしても「多分これかこれ」としかわからない。しかも、インストールしたパソコンでバージョン情報を見ると、さらに微妙に異なるナンバーが……。とにかく私は不正使用はしていませんって!)。

 (おまけ) 夜に某スポット番組を見ていると、聞き覚えのある曲。手元のCDを探してみると、やはり「亡き王女のためのパヴァーヌ」(ラヴェル作曲)だった。こういうのがわかるのは村上春樹のお陰である……。


2月21日
 某ページ、そろそろ春らしく……ということで、ひな祭りバージョンにマイナーチェンジ(果たして、何名の方が気付いてくださるだろうか)。

2月17日
《ちょっと意外で嬉しいこと その1》
 学生がプリントを取りに来たついでに「うちのお母さんが、『ブログ更新楽しみにしてます』って」。お恥ずかしい。こんなものでよろしければ、たまにはお目通し下さい……。

《ちょっと意外で嬉しいこと その2》
 先日週明け15日に朝一番の授業に行くと、なぜか男子学生2名、女子学生2名からお菓子をもらう(手作り)。ありがとう。
 というわけで、この数日、休憩時のおやつには事欠かないのであった。
  
(蛇足) お菓子作りというと、女の子のイメージがあるかもしれないが、卵を泡立てるというのは、結構力仕事である。だから、実は男の子にも向いている作業なのではないかとふと思う……。


2月2日
 10日ほど前になくしたと思っていたコンタクトレンズ(左)が、思わぬところ(スーツの上着のポケットの中)から無傷で出てくる。これってちょっとラッキー、かな?(2月3日 記)

1月31日
 なぜだか1月ももう終わりである……。
 この一月の間に「更新してないんですか?」というお言葉をお二人の方から頂戴し、恐縮する。
 公の仕事(?)でこちらにはいくつか記事を掲載したのだけれど……。
 何とか今日中に更新しなければ!というわけで、年末からこれまでの出来事のうちいくつかをまとめて掲載。

《その1 水道工事(←というほどのことではないが) 実家編》
 年末に実家に帰って家事を手伝っていると、台所の流し台にある水道の蛇口パイプの根元から水がかなり漏れている。以前から気になっていたが、ひどくなっているようだ。このまま年を越すのはどうも……というわけで、東急ハンズ。
 売り場で、「ここから水が漏れるんですけど……それから、ナットを外す工具もいるんですけど」と聞いてみると、店員さんが水栓の断面図の模型を使って「ここのパッキンを取り替えてくださいね〜」と、特にゴムのUパッキンの向きを間違えないように(溝の開いている方が本体側というのが基本)と教えてくれて、スパナとともにパッキンを手渡してくれる。
 家に帰って、言われた通り、まずナットを外す……はずが、無茶苦茶に固い!かなり力を入れて、やっと外れた。そしてパイプとパッキンを外す……はずが、どう探してもゴムのUパッキンが見つからない!!
 そこで思い出したのだが、この水道、もともと引っ越してきて間もない頃、パイプの長さが短いか何かで使い勝手が悪く、たまたま洗管作業か何かに来ていた業者さんに、持ち合わせの中古の水栓パイプを譲ってもらって使っていたのだった。その時に、とりあえずパッキン無しでも使えるから、とか何とかで、たぶんゴムのパッキンは最初から無かったような。それで締め方もきつかったんだな。
 というわけで、無事にゴムパッキンも装着。見事に水漏れも止まり、我ながら満足。一応親孝行もできた。

《その2 水道工事 自宅編》
 上記の仕上がりに気をよくした私は、自分の家のほうもパッキン取り替えたいな〜、と企むのであった。
 ところが、パッキンどころか、水栓パイプを取り替える羽目になった。
 というのは、まず、延び延びになっていた大掃除(!)の一環として、重曹酢(2007年1月6〜8日の記事参照)で水回りを磨き、パイプもピカピカに。そして水を出してみたところ、パイプの根元近くに長さ2pほどのひっかき傷のようなわずかなひびが入っていて、そこから水がほんの少しずつぽたぽた漏れている……。よく見ないと気付かない程度ではあるが。
 とりあえずビニールテープで応急処置をしてみたが、やっぱりわずかながら漏れている。うーん、このまま放っておくのはまずい……。幸い東急ハンズでこの手のグッズはいろいろ見てきたので、勤務先近くのホームセンターに行くことにする。
 これも延び延びになっていて、ようやく29日、水栓パイプを買いに行く(なぜかわからないが安売りをしていて498円也)。ついでに風呂場の混合栓用のパッキンとフライヤー(工具)も入手。2回目なので、簡単に交換。
 大体家庭用の水道なら、普通の水栓だと直径16mm、やや太めので19mm、とほぼ規格は決まっている。ふと、以前職場で、他の先生方が規格外の水道管に悩まされていた出来事を懐かしく思い出してしまうのであった……。

《その3 帰省時(←これも大げさ)にふと見かけたもの》
 この週末実家に帰り、自宅に戻る時のこと。最寄り駅の向かい側のホームに221と223をつないだ快速列車が。何かこの取り合わせは許されないな〜、と思いながら大阪駅で乗り換えようとすると、大阪環状線ホームにオレンジ−うぐいす−オレンジの201(103だったかもしれないが)。そういえば行きしにも、環状線内でオレンジ−うぐいす−オレンジの取り合わせを見たのだった(自分の乗っている列車が走行中だったので、ゆっくりとは確認していない)。 
 たしか以前にも篠山口方面行きの、「みかん」その他3種類の車輌をつないだ、やはり信じられない取り合わせを見たことがあったが。こういう編成が増えているのだろうか(隣の人に聞けばよかった)。趣味よくないと思うけど。